C調言葉にご用心

こころに残った言葉のページ。

偉大なる人から、身近な人から、もらった素敵な言葉。


世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない(宮澤賢治)

 私の尊敬する宮澤賢治の言葉。彼の作品の根底には全てコレが流れていると思う。「銀河鉄道の夜」のカンパネルラは子供を助けるために川に飛び込み、逆に自分の命を落としてしまった。「グスコーブドリの伝記」のブドリは気候を戻すために火山を人工的に噴火させることになったのだが、自らその役を受け、世界のために命を落とした。「雨ニモマケズ」では困っている人々のために東奔西走する様が見られる。宮澤賢治自身も死ぬ間際まで、農業に関する相談を受けていたとのことである。命をかけてまでも…っていうのは難しいけれども、私も人のことを考えられるような人になりたいです。人間一人じゃ生きていけない。心に余裕の無い時なんか人が傷つくようなことを口にしてしまうこともある。少しでもいいから周りを考えられるようにと常に思っているものです。そういうものに私はなりたい。



怠惰に過ごす一瞬も、集中して過ごす一瞬も、同じ時間なんだ(友人)

 高校で同じ吹奏楽部の友人が引退時に言った言葉。何気なく毎日が過ぎていくように感じるけれども。同じ時間なんて過去にも未来にもない。その一瞬をどう過ごすかは自分次第。一瞬は過去に繋がるものであり、同時に未来にも繋がるものである。なかなか上手く時間を使えていないなあというコトもある。もっともっと大事に時間を使っていれば今以上に充実してくる気がする。せっかくなら、怠惰に過ごす一瞬よりも、何事にでも集中して過ごす一瞬の方がいいよね。特に勉強やトロンボーンの練習に言えることかなあ。



世界1のオンリーワンです(友人)

 SMAPの歌よりも先に言っていた言葉。高校卒業時にアルバムに書いてもらった一言。仲の良い子と離れるのは本当に寂しい。どこに行ったって同じ人なんていない。その人はその人しかいない。代わりになるような人なんていないんだよ。オンリーワンなのです。絶対的にこの人は全宇宙を探したとしても一人しかいないわけです。自分の周りの人をもっともっと大切にしようと思えるような言葉なのです。オンリーワンでもあり、その人はその人でしかないから世界1なのであります。「天使の唄」という漫画にもナンバーワンとオンリーワンに関係する話題があったなあ。



過程を結果で出せるようにが大事なんだよ(りん)

 久しぶりの名言。結果しか見えないものがある。どんなに過程が素晴らしくとも、結果がダメだったらどうしようもならない。練習で120パーセントできてないと本番では100パーセントできないよ、とはよく耳にする言葉。結果のためには過程がひつようなんだけれども。過程も見て評価してくれる場合もあれば、結果だけが物をいうこともある。そのへんが難しいのだけれども、過程を結果で出せるように…過程というのも過程という結果なのではないかと思うんですよね。



本当に頑張ってるの?それとも自分に酔っているだけじゃない?
(友人)

 頑張っている自分に酔っているだけなんじゃない?一番自分に問う質問です。頑張らなきゃっていう状況だと、頑張っている気だけになってしまうのは事実。頑張ってる感だけがそこにはあって、冷静に客観的に自分への判断を下すのが難しいのです。いつも第三者で自分を見られる目を持てるといいなあ。人間頑張ってる自分に酔うのは簡単なのです。酔っている時ほど頑張っていないのが悲しいけれど現実。



これ以上近づけないけど傷つかない『ありがとう』とは便利な言葉(俵万智)

 俵万智の短歌集「チョコレート革命」より。例えば、すごく自分に影響を与えた人がいます。その人のおかげで自分は変われたと思います。いつの日か、その人に好意を抱くとして…人として尊敬もしているし、評価もしているし、その感情を伝えたところで今までの関係がなくなってしまのも嫌なものです。そんな時の便利な言葉「ありがとう」感謝の気持ちは間違っていないし、よく表していることばなんだけれども、それ以上関係に変化はないだろうね。変化がないから、傷つくこともないし。自分では色々な意味を込めて「ありがとう」と言ったとしても、「ありがとう」は感謝の言葉に過ぎないから、その意味しか相手は読み取ってくれないんです。傷ついてもいいから………一歩前に踏み出す言葉を見つける必要もあるのです。



すっごい嬉しいんだけど、すっごいつらい…(友人との対談より)

 友人と話していて出てきた言葉。どんなことでも嬉しすぎてつらいことってないですか。今の時点がピークならば、あとはそれ以下しかないし、また欲が出てくるあまりに苦しくなってしまうのです。辛い時もご飯が食べられなくなるけれど、嬉しい時もご飯が食べられなくなります………



努力していれば合格するかどうかは分からないが、合格した人はみんな努力している(進研ゼミ)

 受験の時のポリシーでした。高校の時、塾に通わない代わりに進研ゼミをやってました。主に、英語と国語でしたが。何かの教材の裏表紙辺りに書いてあったかと思います。努力していれば合格できるか?っていうとそれは分からないです。しかし、努力そしていなければ成果は出ないでしょう。なるべく自分を客観的に見るのに必死だった高校3年生期でした。「努力しているのに〜」そう嘆く人は何人もいたけれど、なるべくそう思わないで、いつかはきっと何とかなるかも、とあくまでも推定でいるのが大事ではないのかなあ。



大切なものは目に見えないんだ(サン=テグジュペリ「星の王子さま」)

 感情のことだと私は思います。






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