我らパープー仲間
パープーパープーとトロンボーンを吹いて、約7年。(サザンの方が長いなあ…きっと…)
トロンボーンとそれに関係する音楽について語ってみます。
☆小見出し
私なりのトロンボーンの魅力 あい らぶ ゆう トロンボーンでやったコト トロンボーンでやりたいこコト トロンボーンじゃない楽器 演奏する理由
☆演奏会情報へGO♪
私なりのトロンボーンの魅力 |
小学校の時、金管バンド部に入っていてユーフォニウムをやっていたこともあり、なんとなく中学校ではブラスバンド部に入部した。私の中学は部活動が強制で、ホントは美術部に入りたかったのですが人数多くて入れなかったということも関係してるのですがね… そこで、はじめた楽器が「トロンボーン」。 ものすごく面白そうな楽器だったし、何よりカッコイイと思って決めた。 多くの金管楽器がピストンを動かして音程を変えるのに対し、トロンボーンはスライドを動かして音程を変えるのである。 管が長くなれば音が低くなり、管が短くなれば音が高くなる。非常に原始的。 しかし、GとGesとも言い難い音を出すこともできる。電子楽器と同じ要素もあるのである。非常に近代的。 非常に原始的で、非常に近代的な楽器。 古の時代には、教会で演奏され天使の歌声とも呼ばれていた。 とにかく、興味深い楽器だと思う。 ………よく考えてみたら、他の管楽器もピストンを押さえることで管の長さを変えているんだよなあ… |
あい らぶ ゆう |
中学でトロンボーンを始めて一ヶ月しかまだ経たない頃、学校の楽器があまりにも微妙だったので、お祖母ちゃんがトロンボーンを買ってくれた。YAMAHA CUSTOM TROMBONE YSL-820GUモデルのトロンボーン。その楽器さんと中学3年間を共に過ごしてきた。仲良し(笑) そして、高校でMy楽器と共に吹奏楽部に入って、先輩に「名前は?」と訊かれた。 「りん(仮)ですけど…」 「そんなことは知ってるよ。楽器の名前だってば…」 「えっ、ないですけど…」 「んじゃ、考えといて!」 どうしてか解らないけど、うちの高校の部内のあらゆるトロンボーンには名前があった。個人楽器から学校楽器まで…レオ、五十嵐くん、初美ちゃん、たこ焼き(名前か?)、はるさめ(これも名前か?)、清(さや)ちゃん…そんなわけで、私のトロンボーンにも名前を付けなくてはならなくなった。一週間ぐらい名前を悩んだ…そして考えたのが「櫻(さくら)」ちゃん。どうしても日本風の名前にしなくてはならない理由があった。YAMAHA だから国産。MADE IN JAPAN な名前という指定があったからだ。 なので、その頃よく聴いていたサザンのアルバム「さくら」からいただいた。この漢字にしたのは♯のことを嬰と日本語でいうので、ただ「さくら」や「桜」より音楽っぽい印象かなと思ってのこと。 しかし、後日「櫻ちゃんになりました〜」と先輩に告げると、 「だめだよー楽器は恋人なんだから男の名前つけないと!うーん、ずっと思ってたんだけど、田子作がいいんじゃないの?」 「えっ、田子作はちょっと…」 男の名前を付けるなんて一言も聞いていなかった。そう言われてみれば、G先輩(♂)の楽器は清ちゃんであるし、OBのJ先輩(♀)の楽器はジョー(女の人の名前でもあるけど…)である。田子作はごめんなので、もう一度考えることにした。 なんとなくサザンに関連させたいのと、漢字一文字という条件をもとに考えたが…なかなか浮かばない…しかし、ヒトというのは考えるのを止めると、ステキなアイデアが浮かんだりするのである。 「トロ」ンボーンなんだから、マグロじゃん。マグロは魚扁に「有」って書いて…そうだ「有(ゆう)くん」にしよう!!サザンに「YOU」っていう曲あるし、完璧!! 一生懸命考えるのをやめた瞬間、こんなことが20秒くらいのうちに頭の中で広がった…そんなわけで私のトロンボーンは、有くんと言います。 2本目は国産だったら、有次(ゆうじ)で、外国産ならジョニー(これしかネタがない…)にするのだろう… そんな、有くんを今後ともよろしくお願い致しまする〜 |
トロンボーンでやったコト |
吹奏楽での金管楽器は派手なイメージ、オーケストラでの金管楽器は出番が少ないイメージ(でも一度音を出すと多数の弦楽器の音を消し去るほど豪快である)、ジャズでの金管楽器はオシャレなイメージ。一般的にジャズが一番かっこよく感じられるのではないでしょうか?という私もビッグバンドみたいなものに憧れていました。特に憧れていたのが東京スカパラダイスオーケストラ。TVで流れるスカパラの演奏はノリがよくとても明るくなれます。いつか演奏してみたいなあと中学の時から思ってました… で、高2の夏休み、吹奏楽部の仲間でスカバンドを組むということができました。ギターのできる(吹奏楽ではホルン)のI山くんを中心に、ベース(バスクラリネットの人)、ドラム(パーカッションパートの人)、キーボード(チューバの人)、トランペット×2、トロンボーン×2、アルトサックス、テナーサックスと正規の編成とはちょいと違う編成。必要な楽器を同学年で揃えたらの結果こういう編成になったのです。まあ、これだけいればどうにかなるので。さてさて、メンバーも揃い、曲は何をやろうかという段階になりました。スカパラのバンドスコアは売っているのですが、何を間違ったかI山くんがスコアの無い曲「エレキでGO!」がやりたいと言い出し、責任を持って耳コピで譜面を作成。夏休みの補講の課題の予習もせず、睡眠も取らずに譜面を書き上げた彼…(そんな彼も現在では医大生…)完成後にドラムの耳コピが大変だったとぼやいたぐらいなので、かなり音楽に忠実かと思えば、ギターソロは自分なりに激しくアレンジ…X-JAPANファンの彼らしくXっぽい(笑)キーボードソロもロックっぽくアレンジ…またここもXっぽい…そして、ブラスセクションの動きは全て同じ(爆)という一見微妙すぎますが、意外とかっこよい譜面が出来上がったのです。譜面が出来上がると早速、部活の練習後に音楽室で練習の日々…ブラスセクション以外は学校の近くにあるスタジオで日曜も練習したとか!? こんなに燃えて練習していたのは、9月の中旬にある文化祭のステージに出演しようという計画をしていたからなのでした。文化祭のオープニングステージそれもトップバッターを目指して…しかし、文化祭のステージに出たい団体はたくさんあって時間の関係上全てが出られなくてオーディションがあります。また、オーディションの通過順位によって特殊演出やステージの順番等の要求が受け入れてもらえるとのこと………あくまでも、審査は公平にということで全生徒から無作為に選ばれた人々と先生が審査員。とにかく、迫力のあるステージにしようという意気込みでオーディションも受けました。オーディションの結果はなんと2位。余裕の通過(笑)成績もいいので色々要求を聞いてもらえるのかな〜とみんなうかれていたのですが、2位という好成績で通過したものの、文化祭企画運営委員の方が当初、トップバッターでやりたいという要求を少しも受け入れてくれず、もめて…しかし、メンバーみんなでグズっていたらトップバッターにしてくれました(笑)(例年トップを切るのはモーニング娘。とかアイドル系の真似をするやつで、いつもと違う感じの始まり方だと盛り上がりが…と心配してなかなかトップにしてくれなかったそうなのです…)それから本番に向けて色々アレンジを追加。視覚からも楽しめられるように動いてみたり…飛んでみたり…衣装は全身クロで何故かサングラス…(ハードっぽい印象!?)まあ、とにかくさらにかっこよくしたのです。当日、音楽室でリハして、予定の時間に舞台の幕裏にスタンバイ。裏方の方々にカッコイイと褒められ有頂天の私たち。写真撮ってもらったりなんかして〜幕の向こう側…つまり座席のある側は生徒が入場し始めてざわざわと声が聞こえる。こちらも少し緊張…みんなで頑張ろうねと頷くと、カウントダウン開始!「ゼロッ」の瞬間、ベースのイントロが始まる…幕があがりはじめ、二酸化炭素のボンっていう音(演出)と共にジャンプ!でも会場もステージもまだ真っ暗…イントロのドラムの決めで一気にステージが明るくなる。あとは何だかよく覚えてないや…めちゃめちゃ楽しく演奏できて、やってる人たちも聴いてる人たちもノリノリでした。終わったあとはパズルが完成してしまった時の様な、充実感と寂しさが…ホントに楽しかった〜〜〜普通のバンド演奏はたくさんあるけど、ブラスがあるバンドは珍しくかなりよかったみたい…もう一回やりたいなあ。 曲提案の時に「エロティカセブン」を候補にあげたら即却下になりました…(泣)因みにバンド名は、スカッパラッパー。 |
トロンボーンでやりたいコト |
サザンの「マイ フェラ レディ」を演奏したい。曲名が曲名なのであまり大きな声で言うのは難しいです(汗)「さくら」発売当初から叫んでいる私の夢…だって〜トロンボーン四重奏が基本の曲なんだもーん!!演奏しているメンツは、テナートロンボーン:村田陽一さん、広原正典さん、片岡雄三さん、バストロンボーン:山城純子さん。片岡さんと山城さんはご夫婦☆何だか凄いです。この曲はめちゃめちゃオシャレで堪りません。島健さんのピアノも痺れちゃうんですけど…トロンボーンやっているサザンファンなら一度はやりたいのでは???やってみたいよ〜譜面が手に入る夢をよく見るのだが…正夢にならないかしら? |
トロンボーンじゃない楽器 |
小学校2年生の時から有名な音楽教室に通い始めた。母曰く「ピアノは両手を使うから頭がよくなるんだって…」本来はピアノを習わせたかったのだそうだが、体験入学に行った時に先生から「この子はエレクトーンの方がいいと思います」と言われ、エレクトーンを習うことになった。うちには貰い物のアップライトピアノがあるがエレクトーンはなかった。習い始め当初は一万ぐらいのキーボードで大丈夫だったが、足で演奏するベースパートが加わってくるとどうにもならない…それを母に訴えるとものすごく渋い顔をしたが、数日後には我が家にエレクトーンがやってきた。 ♪♪♪♪♪
桑田さんが大好きでいつかいつかギターがやってみたいと思っていた。中学2年の時の選択音楽の授業でクラシックギターをやっていた。なかなか上達しないけど面白い!「ギター欲しいなあ」と家でこぼしてみると母が「私も昔中古のギター買って音階ひいてたなあ。ギターは誰もが通る道だし。プレゼントで買ってあげるよ!」と。 ♪♪♪♪♪
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演奏する理由。 |
どうして私は演奏するんだろうって時々思います。自己満足だけで演奏することは、楽しいことかもしれないけれど、人前で披露するとなるとまた訳が違ってくる。演奏することは楽しいことと苦しいことを含んでいる。「楽しいこと>苦しいこと」だから演奏するのでしょ?って言われるとちょっと違う気がする。本当のところ「楽しいこと≧苦しいこと」の不等式が合っている気がする。「楽しいこと<苦しいこと」だったら、演奏する立場はとっくの昔に辞めていただろうし。どうしてなんだろう???トロンボーンを無くしたらどうなっちゃうんだろう。それでも人は私を私と受け止めてくれるのだろうか…私は周りの人々とトロンボーンを通してしか関わっていないというわけではないけれども、どうしても音楽を通しての関わりのある人々に多大な影響を受け、精神的に支えられている気がするからこんな風に思っちゃうのです。別に音楽を通してでない友達もいっぱいいっぱいいます。みんなみんな大好きです。深く考えすぎなのかもしれません。全ての楽器のトロンボーンが一番好きっていうのは正しいものだし。2年後にはおそらくトロンボーンと離れた生活をするんじゃないかなあと思います。聴いたりはすると思うけど、吹いたりはしないかもしれない。サザンみたいにプロじゃないけれども、人前で演奏するっていうのは変わりない。責任も必要になってくる。トロンボーンを演奏することが私にほんのちょっとでもいいから糧になってくれたらいいのにな。自信…そんなものに繋がってくれると嬉しい。とりあえず、音楽が好き、トロンボーンが好きっていう気持ちだけが私にトロンボーンを吹かせているのかな。それでいいじゃないの。 |
演奏会情報♪ |
日時:2004年5月30日(日) 開演14:00 曲目:ドヴォルザーク 交響曲第7番 ニ短調 作品70 是非聞きたいという方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡下さい。チケット差し上げます。 |
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